『ちりとてちん』ゆかりの地巡り@大阪編

連続小説ドラマ『ちりとてちん』は、放映された当時は連続小説ドラマでこんなに萌えるのはこれが最初で最後だろうと思っていましたが、再びやってきています。再放送を見ているからであり、また前回以上です。
と言うわけで、5月16日の日曜日には喜代美ちゃんと草々の行動範囲と山南敬助&新選組の行動範囲があまり変わらないということを確認しに大阪に行って来ましたが、昨日の21日は紫外線をめちゃくちゃ浴びていることをひしひしと感じながら徒然亭4兄弟と喜代美ちゃんゆかりの地めぐりをしてきました。
こちらのサイトを参考にさせて頂きました。

まずは5月16日の分です。

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こちらは堂島川に掛かる水晶橋。よく登場する橋でございます。
喜代美ちゃんが佇んでいたとか、草々が落語の練習をしながら歩いていたとか。
この水晶橋が掛かる北側の川岸辺りが鍋島河岸になるようです。
鍋島河岸は、文久3年(1863)6月3日、山南敬助が芹澤鴨や総司らと船に乗ったところ、斎藤一がお腹が痛いと言ったので一行が船から降りた所です。
そしてこの水晶橋から直線で200mほどの所に蜆橋がありました。船から降りた山南らが斎藤の介抱のために北新地の住吉楼に向う途中で力士とトラブルになった所です。
またこの蜆橋からさらに200mほど行った所に斎藤の介抱をしていて、そこに先ほどの力士たちが大勢やってきて乱闘事件になった住吉楼がありました。
つまり山南敬助らの力士との乱闘事件ゆかりの地辺りを喜代美ちゃんたちは佇み、またよく歩いていたというわけです。

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土佐堀川に掛かる錦橋です。
天狗座の前にある橋で、3年前の徒然亭の一門会で草若師匠がこの橋の上で悩み、そして迷子になり、越えられなかった橋でした。そして3年後、弟子達の開いた落語会によって超えられたのでございます。
天狗座の建物はこの橋が掛かる中之島にあるリサイタルホールが使われていたようですが、リサイタルホールが併設されていたフェステイバルホールの建て替えにともない、リサイタルホールは閉館となったそうです。現在は解体されて、新しいホールの建築中でした。
この錦橋は先ほどの水晶橋から西南西に直線で約300m。山南敬助&新選組がお世話になった鴻池からは西南西に約500m。またこの錦橋を土佐堀川に沿って西へ約500m行けば、壬生浪士の時の家里次郎が切腹した常案橋会所があった常安橋があります。また水晶橋と錦橋の最寄の駅は地下鉄御堂筋線、或いは京阪の淀屋橋駅になります。

次は昨日の5月21日の分です。
まずはどこからどうやって行こうかと悩んだのですが、いくつかある大阪城公園辺りを巡るために大阪城公園駅まで行きました。
これが11時半くらい。朝食をきちんと食べてなかったものですからお腹が空いてきて、またお昼時の込む前に食べた方が良いと思い、入ったのが喜代美ちゃんが大阪に出てきて泊まろうとしたニューオータニホテル。
しかしこれは失敗。やっぱり高い。それにもう一つ早く食べ過ぎた。失敗だったということが後からわかるのです。
大阪城公園駅からニューオータニホテルに行くのに第二寝屋川に掛かる橋を渡らなければならないのですが、その橋が大阪城新橋です。
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そしてこの橋は、第4週にて喜代美ちゃんが草々が身投げをするのでは勘違いした橋です。ドラマでは、写真を撮影した場所に草々が居て、対岸に喜代美ちゃんがいました。
勘違いした喜代美ちゃんがこの橋の真中まで来て、反対から渡って来た草々に出逢うのです。
私はドラマでその風景を見てすぐにここは大阪城公園のアクアライナー乗り場の近くであり、あの橋だということに気付きました。つまりこの辺りも山南敬助&新選組のゆかりの地でございます。
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橋の上から西の方を撮影。この川が寝屋川、そして大川に合流、新選組が常宿にしていた京屋に繋がるのです。
この後、予定としては第3週で喜代美ちゃんと清海ちゃんが出てきた大阪城の門(桜門)に行くつもりにしていたのですが、遠いな~ということと、大阪城新橋に一番近い長堀鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅から四草が働いていた中華料理店の最寄の駅に乗り換えなしで行けるということがわかり、そちらに行くことにしました。

最寄の駅である大阪ドーム前千代崎駅まで地下鉄で15分くらいかな。駅から地上に上がって歩いて10分くらいでしょうか。四草の働いていた中華料理店。
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吉林菜館についてはこちらより
ここで中に入るか、どうしょうか、迷ったのです。お昼は食べたし。でもせっかくここまで来たのだし。
悩んだあげく入ったのですが、入って良かったです。あの2階に続く階段がそのままあるし、店の中もそのまま通り。階段から四草、また奥から草々が天狗座に出前だと言って出てきそうではありませんか。
壁にはたくさんの色紙があり、ちりとてちんチームがないな~と思っていたら、そのコーナーとは別の所にちりとてちんチームの色紙に写真。色紙は四兄弟に喜代美ちゃん。
冷たいものを食べたくて、冷麺を注文。
お昼はニューオータニで一応食べたのですが、カロリーを抑えるためにそんなにはお腹一杯になっていなかったのです(言い訳)。2回ランチをしても、ランチが高く付いてもカロリーが高くなっても入る価値は十分にありました。
四草ファンならば一度は行くべきです。
千代崎商店街の所にあり、ドームからは少し離れ、昔からの大阪の雰囲気が感じられてなかなか良い所でした。
またここだけは山南敬助&新選組の行動範囲から全く外れるとも言い切れないようです。同じ西区としては、文久3年の4月に井上源三郎の兄である井上松五郎が土方、源三郎、総司を誘って遊興した吉田屋があり、また谷万太郎(谷三兄弟の真中)の道場もあり。どちらも四草の働いていた中華料理点から直線で1キロほどかな?

再び大阪ドーム前千代崎駅まで戻って、そこから徒然亭近くの神社に行くことにしました。私は大きな勘違いをしておりまして、徒然亭近くの神社には私は以前に行ったことがあると思っていたのです。
私が行ったことがあるのはお初天神(露天神社)です。しかし徒然亭近くの神社とは大阪天満宮。大阪天満宮に辿り着いてから自分の勘違いに気付きました。
大阪ドーム前千代崎駅から長掘橋駅まで行って堺筋線に乗り換えて、南森町駅で降りて、喜代美ちゃんや草々がよく歩いていた天神橋商店街を歩いていたら、

野辺へ出てまいりますと~その道中の陽気なこと

という感じで、まさしく喜代美ちゃんのようにドラマのように辿り着いたのはここです。
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上方落語の悲願であった落語専門の定席である繁昌亭(私にとっては徒然亭)でした。そしてすぐそこに大阪天満宮。
私、繁昌亭のことをすっかり忘れていたのです。一度、行ってみたいなと思いながらも。
昼の部はすでに始まっていたのですが、チケット販売係りの人に聞いたら、もうすぐ仲入りで、仲入り後に入れば少し安くなると教えてくれて、それまで大阪天満宮を散策。
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ここでやっとお初天神とは違うんだ。自分は初めて来たということに気付きました(苦笑)。
しかし本当にドラマのよう。大阪天満宮のすぐ近くに常打ち小屋があって。と言うことはここに徒然亭草若の家があったということでしょう?ドラマでは。

仲入りになった時間に戻り、中に入れば結構な人でした。
仲入り後はマジックと落語3席。徒然亭の誰かが出てきそうな。
久し振りに生の落語を堪能させて頂きました。
帰りに売店で『ちりとてちん』と『崇徳院』が入ったCDを買いました。『崇徳院』を最初から最後まで聞いたことがなかったのです。
この大阪天満宮から300mほど南に下がると元治元年(1864)5月に新選組による大坂西町奉行所与力の内山彦次郎殺害場所である天神橋があります。山南は病のために関わっていないけれど。この橋をさらに100m南に行って、そこから200mほど東には新選組が常宿にしていた京屋があり、また200mほど西には山南敬助が不逞浪士と戦った岩木升屋があります。大阪天満宮も山南敬助&新選組ゆかりの地に近いでしょう?

話を戻し、徒然亭ではなく、繁昌亭から出てきたのが16時半近く。商店街を北に向って歩き、商店街のカフェで抹茶パフェを食べてJR大阪駅まで歩きました。ちょっと遠かった。丁度、通勤ラッシュ時間帯で駅の構内も電車もすごい人込みで疲れた。
しかし有意義なちりとてちんゆかりの地巡りでした。
『組!』と『ちりとてちん』は色々と重なるところがあると思っていたのですが、大阪という地もそうなんですね。 
さらに大阪が好きになりました。
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Commented by ふみ at 2010-05-22 23:44 x
エリさん、お疲れさまでした。
ひとつ前の記事にコメントしようかと思っていたのに出遅れましたが、
とても楽しく読ませていただきました。

私も大阪で新選組ゆかりの地めぐりをした際に、
このあたりは歩いているので、
あの水晶橋などもなつかしかったです。
本当に『ちりとてちん』と重なり合うんですよね。
でもさすがに吉林菜館のあたりは未知でした。
いつか機会があれば、私も足を運んでみたいですね。
Commented by eri-seiran at 2010-05-23 09:05
>ふみさん
楽しんでもらえてよかったです。
ふみさんもロケ地巡りをよくされていますよね。先日の記事も読ませて頂きました。
ふみさんはじめ、『ちりとて』&『組!』ファンの方には十分ではないものの美味しい記事かな?と自分で思っていました(笑)。なんせ自分がとても楽しめましたから。

以前、京や神戸に比べて大阪は苦手でした。梅田辺りをウロウロしていると迷子になるし、地下鉄はよくわからないし、人は多いし。しかし今は関西の中で一番住んでみたいところであり、これも新選組&『ちりとてちん』のお陰です。

吉林菜館は機会があればぜひに。
そして『ちりとてちん』ゆかりの地巡り、案内させて頂きますよ。
Commented by 冬の夜空 at 2010-05-24 09:19 x
青嵐の足跡様
コメントのお返事ありがとうございました(*^_^*)
今回も詳細なレポ素晴らしいですね!
残念ながら「ちりとてちん」はみた事がないのですが、
こんなに「新撰組!」と重なるなら、是非見てみたかったな
「新撰組!」は京都だけでなく、大阪にも数多くのエピソードを
残しているのですね。
私は関東地区なので、大阪方面に行く事が出来たら、
是非「新撰組」ゆかりの地を歩きたいですね
その時は「青嵐の足跡」様のレポを参考にさせて頂きます!
これからも宜しくお願い致します
Commented by ヨモ at 2010-05-24 16:19 x
ちりとてちんのロケ現場と新選組の大阪行動範囲って
そんなにかぶってるんですねえ、スゴイ!
私も吉林菜館で食事してみたいです。
あ、でも「草々兄さんの『2番目においしいオムライス』のお店」も
行ってみたいです~。
2008年の山南忌の際足を延ばして繁昌亭で寄席を見ましたが、
お腹いっぱい笑えてとっても楽しかったのですが、
エリさんの文章からあの笑いに満ちた空間が思い出されて
また是非行きたいなと思いました。
Commented by eri-seiran at 2010-05-25 21:20
>冬の夜空さん
お返しが遅くなってしまってすみません。

私の周りの『組!』ファンの殆どが『ちりとて』ファンなんです。これは不思議なんですが、価値観が似ているところがあるんでしょうね。またドラマ自体、色々と重なるところもあり、例えば視聴率が悪くても熱いファンが多いとか、笑いあり涙ありとか、一人ひとりがとても大事に描かれているとか。
『組!』ファンに一番好きな朝の連続小説ドラマはなんですか?とアンケートを取ったら、『ちりとて』が第1位は間違いないと思っています。

山南敬助を語るには京より大坂だと私は思っています。大坂にて岩木升屋事件という出来事があり、山南敬助の人生を変える出来事だったと思うんです。しかし新選組全体の出来事としては殆どスルーされてしまうのですが、『新選組!』では三谷さんがこの出来事を描いてくれたので本当に嬉しかったです。

常宿にしていた京屋跡、岩木升屋跡、鴻池跡などを巡ったり、またアクアライナーに乗って山南らが乗った30船石に乗った気分になったり。半日あれば大坂における山南敬助ゆかりの地を十分に楽しめます。
大阪方面に来られたらぜひに。
Commented by eri-seiran at 2010-05-25 21:34
>ヨモさん
新選組ファン・『ちりとて』ファンとしてはゆかりの地巡りが一石二鳥で助かります(笑)。

今回、新選組と重なる部分についてはこれまでも歩いたことがある、訪れたことがある所でしたが、吉林菜館と大阪天満宮は初めてだったので新鮮でした。
吉林菜館は次回の山南忌で関西に来られた時にぜひに。
今回、私は『2番目においしいオムライス』はスルーしてしまいましたが、次回に大阪に行った時にはチェックしたいと思います。

繁昌亭は本当に『ちりとて』の世界ですよね。平日にも関わらず、客席が埋まっていたのでびっくりしました。
ここで『愛宕山』か、『崇徳院』を聞けたら最高だろうな~聞きたいな~と思っているんです。
Commented by 冬の夜空 at 2010-05-31 16:21 x
エリ様
こんにちは! 以前のブログ記事を読ませて頂き、私もマスマス「新撰組!」への熱が高まりました!
史実上、知らない事ばかりなので、大変勉強になります。
ありがとうございます(*^_^*)
また、コミックスの「歳三 梅いちりん」も早速購入して読みました(笑)
他にも「新撰組」を舞台にしたコミックスを手当たり次第に読破して
いる最中です!
コミックスで歴史を頭に入れてから、歴史書籍を読んでみたいと思います。(頭入らないので・・・・オバカです(涙))
しかし、山南さんは、「愛嬌のある顔」という言い伝えのせいか
コミックスでは土方さん達ばかりカッコ良く描かれて、山南さんは
人柄はいいけど・・・なお顔で残念です。
山南さんが主人公のコミックスも、是非描いて頂きたいですよね!
また、エリ様のブログ・ホームページでも楽しませて頂きます。
よろしくお願いいたします(*^_^*)
Commented by eri-seiran at 2010-06-01 06:55
>冬の夜空さん
これまでの記事を読んで頂き、ありがとうございました。史実と言えないところもありますし、私の偏った考えもあるかと思います。

『歳三 梅いちりん』も購入されたそうでありがとうございます。なんとしても京都編が読みたく、そのためにはコミックスの売り上げが影響すると思うので。
山南と土方のきわどい関係が好きなんです。『組!』もそうでしたが。そして山南を語るに欠かせない佩刀である赤心沖光。しかしこれが登場する作品は少ないと思うのですが、多摩の時代からそれもその刀に山南がどんな思いを持っているかということも描いており、作者のかれんさんはとても山南を大事にしてくれているな~と感じられます。

容姿で言えば、打ち切りになりましたが、『月明星稀 さよなら新選組』の山南敬助はかっこ良すぎるほどかっこいいですよ。
by eri-seiran | 2010-05-22 21:13 | エンターテインメント | Comments(8)

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