山南も歩いた旧東海道の桜
2006年 04月 12日
写真は、嵐がやってくる前の午前中に撮影したものであります。
そして山南敬助も歩いた旧東海道に立っている桜の木です。
先日、山南は東海道を歩いた記録がないと書きましたが、すみません!訂正します。
短い距離ですが、歩いています。
浪士組として上洛する時に、中山道を歩きました。そしてその中山道は近江の草津で東海道と合流します。そうです!『新選組!』の山南が脱走して、最初に目指そうとしたあの草津です。
つまり史実の山南も、草津から京都まで東海道を歩いているのです。近藤や土方、そして沖田ら試衛館のメンバーと一緒に。
こちらの写真、桜の下に舗装された道が写っているのが分かるでしょうか?これが旧東海道です。
草津宿場での村上俊五郎の発言に対して、烈火のごとく怒ったと言われている山南。そんなことがあった後に歩いた道ですよ(苦笑)
しかし山南が、この道を再び歩くことはありませんでした。
さて山南たちが京に着いたのは、文久3年(1863年)2月23日。しかし太陽暦(新暦)では、4月10日になります。その頃の幕末の気候ってどのようなものだったのでしょう。京の桜は咲いていたのでしょうか?