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平成19年(2007年)3月11日は山南忌

今年の春頃、来年の3月に山南忌(さんなんき)を開催するという計画があることは聞いていたのですが、まだ公式な発表ではなかったので・・・
もしかして総司忌あたりで公式に発表されるのでは?という予感がしていました。その予感が当たったようです。

旧前川邸の現在の持ち主であり、旧前川邸を大切に思い、保存に力を入れている田野氏より、総司忌にて、山南忌の開催についての発表があったそうです。
総司忌にて、公式に発表ということで、またもや色々な思いが巡るわけです。
総司は山南を兄のように慕っていた、山南は総司を弟のように可愛がっていたと云われていること。また脱走した山南を追い、山南の切腹時の介錯をしたと云われている総司。そして山南は江戸・多摩に帰ることなく、京で眠っています。総司は江戸に戻り、再び京を訪れることはなく、江戸で眠っています。約140年の年月を超えて、総司と山南が巡り会ったような気がしてなりません。

山南忌の開催は、平成19年(2007年)3月11日(日)の予定。
山南敬助の旧暦での命日は2月23日。新暦での命日が3月20日になります。3月11日になった詳しい理由はわかりませんが、以前、お話を伺った時には、新暦での3月20日になると、春分の日あたりで、住職さんも忙しい時期だから・・・ということでした。

山南忌は、以前、開催されていた時があったようです。しかしどのような事情があったのか、わかりませんが、公的な山南忌は開催されなくなり、今に至っています。
ここ数年、総司忌や歳三忌、また龍馬忌などはあっていいな~と羨ましく思ったり、嫉妬したりしていました。
だから山南忌の開催については、本当に有り難く、嬉しく思っています。
さんなんけいすけという読み方をすると、わたしの中ではちょっと違和感を感じるのですが、さんなんきは、すごく響きがいいでしょう?

去年、今年と、これは史実の山南敬助との邂逅の場なのかな~と思える機会に巡り合い(自分で勝手にそう思っているだけです)、来年の山南忌がそんな場になるのだろうか?と、またもや勝手なことを考えています。
by eri-seiran | 2006-06-30 13:38 |  イベント

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