南座での吉例顔見世興行と十八代目中村勘三郎襲名披露

京都の南座で歌舞伎を観たのは、お金がない貧乏学生だった時、そう大分昔のこと。
京都に住む友人がチケットあるからと言って誘われて、行った以来、歌舞伎を観るために南座には行っていない。
あの時、何を観たのかも忘れたし、どなたが出ていたのかも全く覚えていないし、その時、内容がチンプンカンプンだったことだけ覚えています。
あの頃、歌舞伎にあまり興味なかったのですが、ただせっかく京都に来たのだから、一度くらい南座で歌舞伎を観なければという気持ちがあり、そんなわけで観た次第です。
しかしそれから年齢を重ねていくうちに、歌舞伎の良さもわかるようになり、また自分で歌舞伎のチケットくらい買えるようになってきて、一度、吉例顔見世興行を観たいと思っていました。
そして昔から好きな中村勘九郎改め十八代目中村勘三郎襲名披露は観に行きたいと思っていました。
ということで、今回の當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 十八代目中村勘三郎襲名披露を逃すわけにはいかないというわけで、まず今日は昼の部に参上してまいりました。はい、来週は夜の部に参上します。
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昼の部の演目は下記の通りでした。

第一 猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)
第ニ 寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
第三 義経千本桜 道行初音旅(みちゆきはつねのたび)
第四 義経千本桜 川連法眼館(かわつらほうげんやかた)
第五 お染久松 浮塒鷗(おそめひさまつ うきねのともどり)


配役についてはこちらより

どれもそれぞれ良かったけれど、私的には猿若江戸の初櫓で猿若を演じた勘太郎君。出雲の阿国の話しということもあって入りやすかったわけですが、勘太郎君の演技が見事だった。これは中村座の寿狂言として伝承されている演目とのことですが、他の方の猿若を生で観たことはないものの、勘太郎君のはまり役、そしてお父さんに似てきたな~と思いました。舞台に立てるようになって良かったね、勘太郎君。
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話しは少し戻りますが、四条大橋の東側にある出雲の阿国の銅像です。これは道路を挟んで南座の斜め前にあります。この銅像を拝んでから、猿若江戸の初櫓を観賞したというわけです。そうそう七之助君の出雲の阿国も綺麗だった。

そしてやはり一番感動したのは義経千本桜 川連法眼館での中村勘三郎さんの源九郎狐。
登場の仕方や、表現の仕方など、本当に見事。もうそれだけしかありません。

今回、一人で参上し、久しぶりの歌舞伎ということでちょっと緊張していたのですが、隣の女性の方もお一人でいらしており、気さくに話し掛けてくださり、歌舞伎通らしく、色々と教えて頂きました。お陰で久しぶりの歌舞伎を楽しめました。

ところで片岡愛之助さんも出演されているのを観て、去年の12月24日の京都駅ビル室町小路広場での『新選組!! 土方歳三 最後の一日』のイベントトークショーに途中参加されましたが、自分の出番がない合間をぬっていらっしゃったんだよねと、今頃になって改めて思い、本当にあの時はご苦労様でしたという感謝の気持ちにもなったという次第です。
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by eri-seiran | 2006-12-11 20:14 | エンターテインメント | Comments(0)

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