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山南敬助の出身地である仙台への旅 其の一

山南敬助の出身地は仙台藩と云われています。しかしそれが謎でもあったりするわけですが、やはりここをスルーするわけにはいけないだろうということで、今回、仙台を訪れたというわけです。そしてその謎を探るのも大きな目的でした。
まずは今回の旅の行程とゆかりの地などの紹介。

2月5日、大坂の伊丹空港を8時発の飛行機で仙台空港へ。約1時間で着きました。早い!
仙台空港から空港バスで仙台駅まで約40分。仙台駅の近くにホテルを予約してあり、まずは荷物を預けて出陣。
最初は、これも仙台駅近くのAER(あえる)という東北一の高さである高層ビルの最上階のテラスから仙台の町を眺めました。
この日は天気が良く、雪をかぶった奥羽山脈、町の向こうに太平洋が見えました。あ~土方歳三はこの太平洋を北上していったんだ。
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駅前から、バスに乗り込み、青葉通を走り、晩翠草堂前にて下車。晩翠草堂とは、「荒城の月」を作詞した土井晩翠の旧居です。この日は月曜日で休館でしたが、私の目的はここではありませんでした。バス停から歩いて1~2分のところにあるNTT東日本宮城支店。目的は、電話帳にて山南という苗字があるかを調べるため。しかし別に宮城支店でなくても、関西でも全国の電話帳は見ることができるだろうとはわかっていたのですが、なかなか日常生活においてはできず。
せっかくですし、こちらで調べることにしました。結果は改めて記事にしますが、予想通りです。

NTTを後にして、青葉通を渡り、国分寺通を歩き、10分弱で広瀬通へ。その途中で偶然見つけました。
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仙台城の大手から城下を東西に貫く幹線大町と南町国分町を通る奥羽街道が交差する所です。この十字路は芭蕉の辻と呼ばれてきたそうです。山南敬助も遊学のためにここを通って江戸に向かったのかもしれない。
そして土方が会津若松を後にして仙台に滞在していた時に泊していたと云われる外人屋跡へ。『新選組史跡事典 東日本編』に書かれてあったビルとは違うのですが、住所は間違っていないし、隣のビルはその通りなので、どうも新しいビルになったようです。
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途中、このような風景も。青空とビルとケヤキです。
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ここから再び青葉通に戻り、バスに乗り込み、博物館・国際センター前にて下車。博物館は休館であることはわかっており、目的は仙台城に入る前にある広瀬川と大橋。山南敬助も土方歳三も見た仙台の空と広瀬川です。
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そして再びバスに乗って仙台城跡へ。石垣のところにはこのように雪も残っていました。
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奥羽越列藩同盟の軍議が開かれたところです。そして仙台城には仙台藩の突然の新政府への降伏が決まった時、土方も榎本武揚と共に登城したと云われています。そして彼らは仙台を離れ、蝦夷を目指しました。山南の出身地であると云われている仙台藩。そこと協力して新政府と戦うつもりでいた土方。しかし突然の仙台藩の降伏。
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仙台城跡からバスに乗って、定禅寺通へ。ここのケヤキ並木。葉がついている季節だと、きれいだろうな~
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そして歩いて勾当台公園へ。仙台の藩校は養賢堂と言われ、その一部がこの勾当台公園にあったと云われています。山南敬助も少年時代、ここで学んだかもしれない。
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ここから地下鉄に乗って、駅前まで戻り、本屋へ行き、地元でなければ購入の難しい本、そしてどこでも購入できるレモンを持った堺雅人が表紙のザテレビジョンとLook at STAR!3月号をゲット(笑)。
外も暗くなり、再びAERの最上階のテラスに行き、仙台の夜景を見て、ホテルに入ったという次第です。

2日目は、とにかく昨日は休館であった仙台市博物館と図書館に行こうと思っていました。時間が余ったら、また考えようと思っていましたが、仙台市博物館の開館時間の9時に入り、出て来たのは13時。戦国時代では伊達政宗が好き、また仙台藩について知りたい私にはたまりません。ゆっくりと見て回りました。そして約400年前のものがきれいに残っていることが素晴らしい。伊達政宗の書状などを見て、この方に改めて興味が湧きましたよ。
ここで一番時間を費やしたのが、情報史料センターです。仙台などに関する本が沢山あり、いくらでも過ごせるという感じです。お陰で、図書館に行かなくて済みました。ここで得た情報は後日に。

1泊2日で、忙しい旅になるかな?と思ったのですが、わりとゆっくりした旅になり、自分のリフレッシュにもなった次第です。
by eri-seiran | 2007-02-09 00:36 |  ゆかりの地

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