『新選組!』再観賞 第19回

大相撲三月場所が終ったので、今日から『新選組!』も再放映開始。第35回『さらば壬生村』からです。私の方は、昨日、パソコン君がやってくるのを待ちながら第19回を観ました。

第19回『通夜の日に』

文久3年(1863)4月8日

お世話になっている八木源之丞久さんの奥方の雅さんの実母である久さんが亡くなり、その通夜を浪士組が取り仕切きることになりました。その通夜で、芹澤鴨の良くない評判が聞こえてきたり、久坂玄瑞が弔問に訪れて一触即発ということもありましたが、無事に通夜は終わり、八木源之丞さんたちが今まであまりよく思っていなかった浪士組のメンバーへの見方が変わるという回でございます。


史実では、この4月8日に八木家で葬儀が行なわれた記録が残っています。亡くなったのは、戒名から成人の女性であることはわかっているのですが、誰であるかということは謎のようです。葬儀における記帳に名前が書かれてあるのが、近藤勇・沖田総司・斎藤一・永倉新八・平間重助・佐伯又三郎の6名だけであること、八木家と同じように浪士組に一時、宿を提供した方たちの中で葬儀に参加したのは一人であること、また八木家に娘がいなかったこと(ひでちゃんは架空の人物です)、奥方の雅は明治になってから亡くなっていることなどから、八木家の身内ではなく、使用人だったのではないかとも考えられるようです。この日、葬儀に参列しなかった土方と井上源三郎は井上松五郎(源三郎の兄でこの時期、京に滞在していました)を訪ねた記録が残っています。残る試衛館派の山南敬助と藤堂平助と原田左之助はどこで何をしていたのだろうか、とても気になるわけです。

ドラマからかなり脱線してしまいましたが、八木家の葬儀を仕切ると言う土方歳三@山本耕史。そこには色々な人たちが集まるので、今後のことを考えて顔を売っておこう、自分たちの良い評判を得ておこうという目的があったわけです。山南敬助@堺雅人がその目的を知っていたのか、知っていて山南も同じ考えだったのかはわかりませんが、土方に葬儀を仕切ると言われて、細かい役割り分担をしたのは山南だろう。得意分野ですから(笑)。そしてこれが新選組のやり方ですから。

山南敬助の笑える台詞って色々とあるんですけれど、それも土方、近藤勇@香取の3人の時で、真面目な顔して言うから、尚更、おかしい。

局長はで~んと構えていればいいのです。
芹沢さんは(お梅さんに)ゾッコンのようですね。


私の中で、ヒットでした(笑)。

今回、一番好きなシーンは久坂玄瑞@池内博之が弔問に訪れて、帰り際に近藤や芹澤らとぶつかるシーン。

関ヶ原から250年、長州は幕府に対して恨みこそあれ、恩に感じること何ひとつないわ。

幕末を語るには、戦国時代からですよ。だから大好き、戦国時代も(笑)。
秀才で暴れん坊の久坂に近藤勇も困り果てた所に助け舟、それが芹澤鴨@佐藤浩市でした。
さすがの久坂も芹澤には敵わなかった。しかしその芹澤が商家に押し入り、脅迫まがいの振る舞いで金を借りているそうな。
徐々に、試衛館派とズレが生じてきております。次第に大きな事件につながるわけで。
この回の最初のシーンで、久が危ないという時、試衛館派全員がひとつの部屋に居て、雨が降ってきて、その時に井上源三郎@小林隆が言います。

そろそろかもしれませんね。
人が亡くなる時は往々にして、急に天気が変わることがありましてね。


この台詞を聞きながら、芹澤鴨暗殺の時のことを思い出しました。伏線だったのか?

『新選組!』の再鑑賞にあたり、斎藤一@オダギリがすごく良いと思っていて(笑)。今回も通夜の日、小六に出入りを頼まれて、断りながら、そして悩みながら、出入りに行くのですが、腰の物を置いて行くのよね。こんな日に人を殺せないと思ったんだろうね。殺さずに相手を倒し、線香の番を頼まれていたから、線香が立ち消えるまでに急いで帰って来るのですが、新しい線香が立てられていた。それをしてくれたのは、近藤だった。斎藤にどこに行っていたとか、何も言わない近藤。そんな近藤にウルウルときちゃいそうな斎藤でした。
少しずつ変わっていく斎藤が良い。とても良い。

さてお通夜を一生懸命取り仕切ってくれた浪士組への八木さん夫婦の見方が変わり、近藤・土方・総司(なんで山南は居ないんだ!)の3人にお礼を言うわけですが、もう子どもみたいに眠たくてウトウトする沖田総司@藤原竜也。幼すぎるぞ総司!と突っ込みを入れてしまいました。史実では、斎藤と同じ年、或いは二つ年上なんですけれどね(苦笑)。

さて今回、島田魁@照英が登場。次回は松原忠司や河合耆三郎、そしてダンダラ羽織の登場です。本当は、次回の第20回『鴨を酔わすな』を観賞してから、2回分まとめて記事にするつもりでいたのですが、第19回分だけでこんなに長くなってしまい、また第20回はとても好きな回であり、これも長くなりそうなので、第19回分のみにしておきます。
[PR]
by eri-seiran | 2007-03-26 21:31 |  ドラマ/映画/舞台 | Comments(0)

山南敬助をメインにしたブログです。ホームページ『山南敬助 赤心記』共々よろしくお願い申し上げます。


by eri-seiran
プロフィールを見る
画像一覧