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山南敬助たち新選組が行き来した川からお花見

4月1日の日曜日に、第四回 浪花花形歌舞伎の第二部と第三部を鑑賞して、相変わらず片岡孝太郎さん演じる女形にゾッコンであります。また新年度で仕事の方においては色々とありまして、だからこそ、休みの今日、それも第四回 浪花花形歌舞伎の第一部を観に行くということで、とても楽しみにしておりました。
これが大阪の難波の松竹座にて11時から14時まで。家から上手くいけば片道1時間半くらいです。鑑賞終了後は、家でやりたいこともあるのでそのまま帰ろうかな~と思ったり、しかしせっかくだしどこか寄ろうかな~と思ったり、数日前から思案していました。
昨日、『新選組!』の第20回「鴨を酔わすな」を観ていたら、史実の新選組が大坂にて常宿にしていた京屋の暖簾が出てきました(これについての記事は後日に)。それを観て、京屋跡あたりに再度、行ってみたいな~と思ったり。しかし結局、決まらず、今日の朝を迎えたのですが、朝、友人であるふみさんの日記を訪れたところ、3月に大阪に来て、アクアライナーに乗って楽しかったことを書いておられ、それを読んでいたら、私も再度、乗りたくなり、はい、こちらに決めました。

先月、関東に住むふみさんから、3月の下旬に所用で大阪に行くけれど、お勧めの所を教えてほしいと頼まれ、一番に勧めたのが去年の9月に乗ったこのアクアライナーでした。はい、私が勧めました(笑)。そして時間があれば、私が9月に巡った山南敬助ラリー@大阪編も良いですよと、勧めました。ふみさんは、限られた時間の中で、こちらの方も回られたそうです。

さて去年の9月にアクアライナーに乗船した時には予約なしで、全く問題ありませんでしたが、この季節、きっと予約しておいた方が良いだろうと思い、観劇の前に電話をしたら、春季特別期間は個人の予約は電話では受け付けないとのこと。また多いことが予想されるので、早めに行って切符を購入した方が良いとのこと。やっぱり、この時期だからね~それは多いだろうね。

観劇の方は予定通りに14時に終わり、地下鉄御堂筋線のなんば駅から梅田方面行きに乗って3つ目の淀屋橋駅で降りれば、そこから15時20分発のアクアライナーに乗れる予定でした。
早めに行った方が良いとアドバイスを受けたにも関わらず、松竹座に入っている演劇関係の本屋さんで色々とチェック。買おうか、迷った本もあったのですが、今回は見合わせました。そして淀屋橋駅に着いたのが15時。15時20分発の切符が購入できるかと尋ねようとしたところ、なんと次のアクアライナーは15時50分とのこと。やはり人が多く、臨時便も出ているようで、時間が変わっているらしい。15時50分であれば、窓側の席が取れるとのことで(全席指定)、この時期にアクアライナーに乗って桜を見るという機会もなかなかないだろうから切符を購入し、15時50分まで待つことに。50分という待ち時間の間に、京屋跡まで行って帰ってくるということもできましたが、京屋跡は次回にということで、淀屋橋駅周辺を散策して、お茶などして時間を潰しました。こちらは中之島の桜です。
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そんなことをしていたら、あっという間に15時50分になり、川の向こうからアクアライナーがやって参りました。さすがに9月に初めて乗った時のようなドキドキ感、ワクワク感はありませんでしたが、それでもやっぱりワクワク(笑)。
今回は満員と言ってもいいほど、席はほとんど埋まっておりました。船から見る景色には満開に近い、または満開の桜が立ち並んでおりました。奇麗なこと。
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またこの季節に合わせての特別のクルーズがあったり、また3月より新クルーズが登場したりと、前回はなかった船と船がすれ違うということもあり。
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山南敬助ら新選組のメンバーが乗った30石舟も他の舟とすれ違ったりしたことだろう。さて新企画・特別企画の方は、川の風に当たることもできるようで、次回はこちらの方に乗りたいものです。

後、前回と違ったことは、低い橋桁を通る時には天井が次第に低くなってその橋を通り抜けたのですが、今回は天井が低くなるデモンストレーションのみでした。前回は満潮だったからそうしなければ通り抜けられなかったわけですが、今回は満潮でなかったためにそのままの高さで通り抜けることができました。

前回、乗っていた時には、嬉しくてかなり舞い上がっていましたが、今回は落ち着いて花見を堪能させて頂きました。
今日から造幣局の通り抜けも始まり、見える景色も、また船の中もまさしく春の賑やかさ。
私の職場は自然に恵まれており、敷地内の桜も見事なので、桜を見るためにわざわざ出かけるということはあまりしないのですが、いつもとは違う場所にて桜、そして山南敬助&新選組ゆかりの地の桜を見るということ、それも川からということで、心が和む1時間の船からの花見でした。

最後に本日のメインだった歌舞伎鑑賞は、第一部の『敵打天下茶屋聚』でした。これは上方の話でありながら、上方歌舞伎役者が演じるのは久しぶりとのこと。そのために、片岡孝太郎さん、片岡愛之助さん、中村翫雀さん、中村扇雀さんらみなさん、初役とのこと。配役はこちらより
はい、こちらも堪能させて頂きました。
と言うわけで、良い休日でした。有り難や、有り難や。
by eri-seiran | 2007-04-05 22:36 | 身辺雑記

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