ただものではない一通の封筒
2007年 09月 18日
取り出す前に、ダイレクトメールではないことではわかる。だってとても上品な和をポストの中で漂わせている。この封筒はただものではないと察知。
最初は某歌舞伎役者のファン倶楽部から?と思いました。
某を書かなくても、これまでの記事を読んでいたらお分かりかと思います。そうなんですよ。入ちゃったんですよ(笑)。
でも前回、送られてきた封筒とは違うし、それに送ってくる予定のものはあるのですが、ちょっと早いし、ポストにそのまま入っているということはないだろう。
だからそれとは違うな~と思っていたら、封筒にちらりと丸に右離れ三つ葉立葵の家紋の印が見える。
そこで、あ~山南敬助からだと気付く。違うってば(苦笑)。そう、山南会からでした。
ポストを開けて、取りだすまでのほんの数秒の間にこれだけのことがあったのです。
集合住宅に住んでおり、ポストは1階にあるものですから、我が家の玄関に辿り着くまでちょっと時間が掛かります。その間、ルンルン、ドキドキ(笑)。
さて、山南会とは今年の3月に第一回山南忌が開催されたのを機に発足した山南敬助を偲ぶ交流会です。
本当に上品な封筒で、裏のさりげない桜も素敵でした。
内容は、第一回山南忌の報告、山南会の名誉会員が決まった報告などでした。多摩の人たちもなってくださっている。涙が出そう。山南敬助も何度も足を運んだ多摩、懇意にしていた多摩の人たち。この山南忌、そして山南会が約140年の時を経て邂逅の場となったような気がして(涙)。
今年の3月、前日までは春がそこまで来ていると感じられたのに、翌日の11日は冬に舞い戻り。
見上げればきれいな青空に所々に雲。そして霙まじりの小雪。あの小雪は、第一回山南会のために降らしているとしか思えなかった。不思議で、こんなことがあるんだと感慨深かったですよね。そしてあれから半年。
昨日の記事において、宝塚歌劇雪組による『星影の人―沖田総司・まぼろしの青春―』の鑑賞にて、お隣が山南忌に参加されていた方だったと書きましたが、山南忌のことはもちろん、山南会のことについてもちょっと話に出てきたんですよ。
山南会に入っている方で、関西に住んでいる知り合いがいないものですから、最近、山南会のことについて触れることもなかった。昨日、久しぶりに山南会のことが話に出てきたんですよ。
そして家に帰ってきたら、山南会からの便り。こんなこともあるんだね。