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145年後の9月18日は雨

芹沢鴨と平山五郎の暗殺日は文久3年(1863)9月のこと。
芹沢鴨と平山五郎の二人の墓石には9月18日と刻まれています。しかし元会津藩士は9月16日と記しており、また西本願寺の寺侍の西村兼文は芹沢らの暗殺は8月16日と記していて、一方、永倉新八は『浪士文久報国記事』にて9月6日と記しています。8月は誤記、9月6日は6日が誤記で16日の勘違いなのではないかと考えられたりします。
そして八木為三郎が芹沢鴨の暗殺の夜は雨が降っていたと語っているらしいけれど、9月18日は晴天で、9月16日が雨だったという記録が残っています。
ということで、墓石には18日と刻まれているけれど、16日説が浮上してくるわけで。
これは非常に難しい。

しかし16日説が有力になってくると、他にも影響があったりします。
と言うのは、西村兼文がこの事件に関わった人物に山南敬助も挙げていますが、それについても信憑性が高くなってくるのではないだろうか。

芹沢鴨らが暗殺されてから145年後の平成20年(2008)9月18日の京は雨だそうです。
by eri-seiran | 2008-09-18 07:43 |  出来事

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