仙北があれば仙南あり
2009年 02月 09日
このように書くと、大河ドラマで主人公が直江兼続だから勉強するためにこの本を買ったように思われるでしょうが、実は平成21年(2009)の大河ドラマが直江兼続だと発表になるより以前に直江兼続という武将に興味を持ち、この本が良いと薦めがあって、購入したのです。時間がある時に読もうと思っていたのですが、他の本が優先となってしまい、気になりつつも家の本棚で数年、寝ていたんです(汗)。
生まれ育った所は違ったとしても、東北には優れた武将が誕生するのかと思いながら読んでいます。そしてそんな東北生まれの山南敬助です(笑)。
自分、そんな山南に関することで調べていたことがあったんですれど、なかなか決定的なものがなく、その後、ほったらかし状態になっていたことがあります。
仙台において、仙南という言い方はいつ頃からあったのかということ。
何故にこれについて調べているかと言いますと、こちらより
仙南に関する記事はこちら、他にはこちら、それからこちらとか
そしてこの直江兼続の小説を読んでいたら、山南敬助の故郷であると云われている仙台藩の初代藩主である伊達政宗について書かれているところに
騎虎の勢いの政宗は、さらに仙北(宮城県北部)の大崎・葛西という・・・
『全一冊 小説 直江兼継 北の王国』より抜粋
とあるではないですか。ここで仙北に出合うとは。
歴史小説家の童門冬二さんが仙北という書き方をしているといことはその時代から仙北と呼ばれていた地域があったのだろうと思うのです。そしてこの時代から仙北という地域があれば、仙南という地域もあっただろう。
小説『新撰組 山南敬助』を書かれた童門冬二さんと言うことで何か縁を感じたり。
だからと言って、山南は偽名で、自分が住んでいたところが仙南であり、その仙南からにんべんをとって山南としたということはならないんですけれどね。