『さくらのごとく~新選組桜真説~』のアナザーストーリー
2007年 12月 08日
平成17年(2005)2月22日、私は仕事が休みで、パソコンとにらめっこ。大河ドラマ『新選組!』の感想文を打っていた。今、思うと恥ずかしい限りなのですが、あるところが感想文を募集していまして、これはNHKさん、三谷さん、役者さん、スタッフさん、『新選組!』を通じて知り合った方々、全ての方に感謝の気持ちを込めて、また史実の山南敬助のために、そして20年以上も山南敬助を心の片隅で想い続けていた自分のためにも、私は書かなければならないという勝手な義務感を抱いていたのです。しかし煮詰まってしまい、窓から青空を見ていたら、明日は2月23日、旧暦での山南敬助の命日だけれども仕事で行けないし、一日早いけれど行こうと思い立ち、行ったと言うわけで。
大河ドラマ『新選組!』が終わって2ヶ月ほどが経ち、冬の平日、壬生界隈も光縁寺も静かなものでした。
お墓参りを済ませ、光縁寺を後にしようとして目に入ったのは、きれいな桜の写真のポストカード。
それはFA企画 さくらさくらカンパニーによるさくらのごとく~新選組桜真説~と言う舞台の案内でした。
登場する人物に山南敬助、土方歳三、沖田総司、明里の4人の名前。
もうこの登場人物の名前を見ただけで、観たいと思ったのは言うまでもありません。しかし何と公演は2日前の20日に終わっているではありませんか。あの時のショックは忘れられません。
その後、この舞台、2006年8月にニューヨーク国際芸術祭に参加し、審査員特別賞を受賞されたのです。
と言うことで、凱旋公演をやってくれるだろうと、密かに待ち続けていました。そしてFA企画舞台部門のサイトにて、来年の春にそろそろやりそうな雰囲気を感じていたのですけれど、
ちょっと違いました。
『さくらのごとく~新選組桜真説~』のアナザーストーリーとして
北天幻桜~土方雪想夢~
を上演するとのこと。タイトルからも想像がつくように北上していく土方歳三の物語のようです。
『さくらのごとく~新選組桜真説~』ではないものの、こちらもかなり興味津々で、観たいと思っていますが、公演詳細を見ると、公演日が4月4日~6日。
今の段階では、いつ行けるかわからない。だって新年度が始まったばかりで、自分の勤務がどのような状況になるか、また全く転勤がないとも言えないし、内部移動の可能性もあるし、こればっかりは前売り券を購入することはできないよ。
おっと、もしかしたら『浪花花形歌舞伎』も重なるかもしれないよ。孝太郎さんが出演されたら、もちろん、行きますとも。
確か、今年のこの舞台のチケット、転勤はまずないだろう、内部移動も多分にないだろうと判断して、会議が入らない日でなんとかなりそうな日で購入したのよね。
『北天幻桜~土方雪想夢~』
いつに行けると確実なものはありませんが、3日間での4公演。どれがひとつは行けるだろう。
当日券で行けたら行こうと思っています。
あ~そうそう。大河ドラマ『新選組!』についての感想文はその後、無事に書け、それなりの評価を頂き、勝手に感じた義務を果たせました。
これも懐かしい思い出です。