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ストックホルムへの旅

ここ十年以上、海外へ行く時は一人旅です。
海外旅行に同じように行く友人は何人かいますが、まず休みが合わない。また行きたい国や目的が違ったりするので。
そしてスケジュールや食べるものまで決められた団体行動は嫌なので、旅行会社のフリーのパックに基本的にはします。
今回は5泊6日で全くフリー。オプションで観光もつけませんでした。またこのパターンだと普通、空港とホテルの送迎が付いているのですが、今回は迎えの時だけで、帰りは自分で空港まで向かい、自分で飛行機もチェックインをしなければならないものでした。

8月26日金曜日 関西空港10時55分発のフィンランド航空の飛行機でまずはフィンランドのヘルシンキに向かいました。
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スウェーデン行きの日本からの直行便はありません。
北欧と言うのは遠いというイメージがあると思うのですが、私はそう思っていたのですが、ヘルシンキは日本に一番近いヨーロッパだそうです。行きは10時間程。帰りは9時間ちょっとでした。
行きは中国地方から日本海に出て、日本海を北に上がって行き、ロシアの上空を飛んで行きました。いつまでも海で行きは遠いな~という感じでした。
飛行機で席を選べる場合、窓側にするか、通路側にするか迷うのですが、行きは昼間だし、せっかくだし、窓側にしました。果てしなく続く大陸や空、海を見ていると、地球の神秘さや美しさを感じ、そしてそんな地球に同じように住んでいる者同士なのに何故戦争をするのかとか、そんなことを思いました。

また遠い国に行くと言うと、飛行機に長く乗っているのが大変だよねとよく言われますが、私は結構楽しめるタイプです。映画を見たり、本を読んだり。飲み物を何にしようか、食事はmeetにしようか、fishにしようか考えたり。
今回、飲み物は白ワイン、食事はmeetのパスタにしました。
後、現地でどのように回ろうとか、どうしても行きたいレストランにどこで行くかなど観光の計画を立てるのも飛行機の中です。
ヘルシンキ空港到着2時間前には軽食が出てきました。ヘルシンキと日本の時差は6時間なので、15時前後に着く予定でその2時間前は日本では19時くらいで夕食の時間なのです。
飛行機がヘルシンキの空港に近づいて来ると、殺風景な景色から木々の緑や海の青、そして家のきれいな色など北欧の景色になってきたという感じ。

ヘルシンキのバンダー空港はとても大きく、そこからからヨーロッパ各地に乗り換える人も多いようでした。
まずバンダ―空港で入国です。乗り換えて他のヨーロッパに行く殆どの人がここで入国しなければならないので、日本人で込んでいました。外国に来たら外国にどっぷり漬かりたいと思っているのに、なんでこんな目に合わなければいけないのかという感じです。後、手荷物検査があったのですが、私は歯ブラシセットが引っかかり、日本より厳しい感じがしました。
フィンランド航空のストックホルム行きの飛行機のチケットに16:15で書かれてあり、私はこの時間が飛行機の出発時間だと思い込んでいたのですが、これは案内の時間であることにゲートに着いてから気付きました。
初めての空港なのでゲートまでどのくらい時間が掛かるかがわからなかったので、ムーミングッズが売られているお店を横目で見ながら、帰りの乗換えでは買えるかな~と思いながら通り過ぎました。
なんとかゲートに無事に着きましたが、近くにはお店がない。ここでチケットに書いてある時間は案内の時間でまだ余裕があるとわかったのですが、先ほどのお店のところまでは戻る元気がない。16時15分が案内の時間であるとわかっていれば、お店にも寄れたんだけれど。

ヘルシンキからストックホルムのアーランダ空港までは1時間。しかしヘルシンキとストックホルムの時差が1時間なので出発時間と到着時間は同じなのです。

ストックホルムでも簡単な入国審査があると聞いていたのですが、何もありませんでした。
ターンテーブルから荷物を取って出ると、旅行会社と契約している日本人の方が迎えに来てくれていました。こういう迎えは普通は車なのですが、今回は公共の交通機関を使うというもの。バスにするか、電車にするか、タクシーにするか、私が選ぶことができ、ここは一番安いバスにしました。
ストックホルムの中央駅に隣接するシティ・ターミナルまでバスで40分ほど。確か片道110SEK 往復で買っておくと少し安くなって3ヵ月間有効で得なのですが、もしかしたら帰りは疲れ切って荷物が重すぎて時間が無くてタクシーの可能性もあるかもしれないと思い、片道にしたのですが、帰りもやはり空港バスにしました。ちなみに1SEK(スウェーデン・クローネ)は、14円ちょっと。私は計算しやすい15円で計算していました。そう考えると片道が日本円で1650円弱です。シティーバス・ターミナルから地下鉄のテー・セントラレン(T-Centralen)駅まで歩き、この駅から二つ目の駅ロードマンスガータン駅で降り、その駅から10分弱歩いた所にホテルはありました。ホテルはピリエル・ヤールです。
チェックインをしてお部屋に入ったのは18時45分くらい。日本とは時差7時間なので日本時間すると日は替わり夜中の1時45分です。朝、5時前に起きて飛行機に長時間乗って、初めての国にやって来て、疲れ切っていましたが、最後の力を振り絞り、ホテルの近辺の散策と夕食の買出しに。地下鉄の駅の近くにセブンイレブンがあったのでそちらまでサンドイッチを購入。お部屋で夕食を取り、シャワーを浴びて、明日の行き先のチェックなどをして寝たのが確か22時くらいだったと思う。日本は朝の5時です。飛行機の中では殆ど寝ていないので、24時間フル活動してクタクタの状態だったというわけです。
by eri-seiran | 2011-09-04 23:56 |

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