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山南敬助が多摩に参上した日

今日の1月14日は、文久元年(19611861年 )に山南敬助が多摩の記録に初めて登場する日です。
古谷優之助という方が書いた「剣術覚帳」があり、これまではそれにおいて1月15日に登場していたのですが、佐藤彦五郎の日記が発見されて、それより1日早く登場することになったわけです。
「剣術覚帳」には、多摩の古谷道場で新年の稽古を行った結果が記録されています。これについては後日。

と言うわけで、新年の稽古に参加するために1日早く、山南敬助は、近藤勇、沖田総司らと一緒に多摩を訪れ、佐藤宅に泊まったということが記録されています。
これが山南にとって初めての多摩だったのか?については不明。

日野市発行の『佐藤彦五郎日記 一』における「佐藤彦五郎日記に見える主な新選組関係記事年表」から抜粋しますと、下記のとおりです。

十四日近藤勇、門人沖田総次郎(沖田総司)ほか一名、および山南啓助(敬助)の総勢四名が来たり泊まる

ほか一名が誰だったのか?気になるところです。
名前を書いていないところをみると、奉公人だったのでしょうか?

土方は次の日の稽古に参加していることから、佐藤家に滞在していたのかな~と考えられます。
この時に山南と土方は初めて会ったのか?それともすでに試衛館で会っていたのか?
この時期の土方の動向が私自身あまりわかっていないので、なんとも言えません(汗)

そして夜は、みんなでお酒を飲みながら話しをしたことでしょう。どんな雰囲気だったのか、これも気になるところです(笑)
by eri-seiran | 2006-01-14 00:54 |  出来事

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