『新選組!』再観賞 第4回と第5回

第4回『天地ひっくり返る』
安政7年(1860)3月2日


2004年2月1日 日曜日、第4回が放映されました。同じ年の8月22日の第33回放映とは違う、ドキドキ感がありました。それは期待のドキドキ感。そしてワクワク感。
夕食を済ませ、食器なども全て片付け、数分前にはTVの前に座っていました。
だって、堺雅人さん演じる山南敬助が土方や近藤らと初めて出会う回でしたから。

今回、鑑賞して、この回はキーポイントになる回だなと改めて思いました。近藤勇が『新選組!』において、重要人物となる山南敬助、芹澤鴨、斎藤一に出会うシーンであり、それぞれの出会いがお互いに大きな影響を与えることに。山南について考えた場合も坂本からの手紙によって、山南のその後の人生を変えることになる近藤・土方らと出会うわけです。
天狗であった沖田総司が山南敬助と立ち合い、負けたことによって落ち込み、そこから改めて学び、本当に強い剣士になっていく。ここで山南に負けていなかったら、総司は天狗になったままだったかもしれない。
山口一(斎藤一)が近藤勇と芹澤鴨の両方に同じ日に会うのも後の斎藤のことを考えると面白いな~と思う。律儀な斎藤が後にこの二人の間で迷うわけですから。
芹澤鴨が尽忠報国の志を動かしてくれる広岡子之次郎によって、近藤に出会うことになるのも面白い。近藤についてもそうなんですよね。広岡子之次郎によって、芹沢鴨と斎藤一に出会うわけですから。そして坂本と出会ったことから山南敬助に出会う。人と人を繋ぐ不思議な縁。
それは2004年の自分もそうでした。『新選組!』が放映されなかったら、そして自分があんなにはまらなかったら、出会うことはなかっただろうと思われる人たちに出会いましたから。
そう、この回で一番のキーポイントは橋本じゅんさんが演じた広岡子之次郎なんですよね。
山内圭哉さんの橋本左内と同様に、橋本じゅんさんもすごく良い。良い役だし、上手い。『噂の男』のモッシャンを演じた方と同じ役者だとは思えないよ~さすがだなと思う。
広岡子之次郎によって出会い、そして近藤も芹澤も山南も、自分らと年の変わらない広岡らが、身を犠牲にして起こした桜田門外の変を目にして、彼らも動き出すわけですから。

そしてこの回で、忘れてはならない山南敬助と土方歳三との出会い。山南は近藤より先に土方に会っているんですよね。
石段を上がって帰ろうとする山南を引きとめようとする土方。土方は試衛館を有名にするために策を練った。総司が山南に勝つと思った。しかしそれは失敗に終った。
そして自分や近藤にないものを持っている山南。羨ましいところもあり、でも気に食わない。しかしちょっと気になるといったところだったのでしょうか。

山南敬助、満27歳です。史実の山南敬助はすでに試衛館に出入りしていていたであろうと考えられます。土方が正式に天然理心流近藤周助の門人になったのが約1年前の安政6年(1859)の3月という記録が残っています。この時に山南はすでに試衛館に出入りしていたのだろうか?史実の山南敬助と土方歳三の最初の出会いはいつで、どのような出会い方だったのだろうか。このドラマにおけるあの出会いのシーンを観るたび、考えてしまいます。

2004年、この回を観終わった後、ホッとしました。堺雅人演じる山南敬助、期待できそう、今後が楽しみと思いました。
そしていみじくも、2007年の今日は大河ドラマ『風林火山』第4回の放映です。

第5回『婚礼の日に』
安政7年(1860)3月29日


藤堂平助が登場。この平助の登場のシーンは好きです。
婚礼の受付けをしている山南。そこに土方、総司が来て、平助が祝儀を持ってくる。山南にそれを渡そうとすると、土方が横からそれを取って、そんな無礼な土方に、山南が「土方さん」と言って取上げるところは、なんか兄が弟にたしなめているような感じで、微笑ましい。
第34回で分かるのですが、山南敬助はこの婚礼に来る前に千葉道場を辞めて、試衛館にやってきたのよね。
そして山口一(斎藤一)との出会い。これで山南は、試衛館派の9人の中で、まだ出会っていないのは永倉新八と原田左之助のみに。斎藤一は新選組副長・総長になってからの山南敬助のキーポイントとなるところを全て見ているのですが、一方、山南敬助は斎藤一(山口一)が芹澤鴨・近藤勇の間で揺れる理由となる所を見ていたんだよな~
そしてこの山口一(斎藤一)が近藤を頼ったこと、自分の婚礼そっちのけで山口を救おうとしたことによって、さらに近藤という人物に山南は惚れたんだよね。
また山南が源さんをそれまで奉公人と思っていたのが、近藤の兄弟子とわかって、急に態度が変わるところも好き(笑)。
全体的に楽しくおかしく描かれており、新選組は全体的に暗く悲しくなっていく話しですが、そんな中で前半に楽しく面白い回があるのもいいな~と改めて思いました。
史実の婚礼はこんな感じではなかったと思いますが(苦笑)。小島鹿之助と佐藤彦五郎があんなキャラクターではなかったですからね。『新選組!』では、小島鹿之助と佐藤彦五郎のあのキャラクターは和やかな雰囲気を作ってくれてもちろん良い。
また『新選組!』の山南敬助にとっては、これまでになかった環境だっただろうな~と思ったり。

この時、史実のままでいきますと、井上源三郎が満31歳、山南敬助が満27歳(天保4年説の場合)、近藤勇が満26歳、土方歳三が満25歳、沖田総司が満18歳、斎藤一と藤堂平助が満16歳(平助は満15歳の説もあり)。
みんなそれなりにという感じですが、斎藤一の場合は史実の年齢で考えない方がいいですね(苦笑)。
史実の山南敬助も婚礼の席にいたのかな?いたかもしれないよね。

さてここまでは順調に記事にできていますが、今後の自分のスケジュールを考えると、どうなることやらという感じです。
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by eri-seiran | 2007-01-28 16:10 |  ドラマ/映画/舞台

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