『新選組!』再観賞 第20回

再放映の方は、坂本龍馬も暗殺され、油小路の変も終わり、大詰を迎えようとしているようですが、私の再鑑賞の方は前半の大詰めが近づいてきたといったところでしょうか。
4日の水曜日に再鑑賞して涙でした。

第20回『鴨を酔わすな』
文久3年(1863)4月21日

大坂にて将軍警護のため、壬生浪士組も大坂に下ることになり、それを機会にあの有名な羽織を作ることになるのです。土方は芹澤がいない間に試衛館派となる隊士を集めようと考え、山南と試衛館派若手3人組が残り、隊士を集めようとする。
一方大坂にて、坂本龍馬、桂小五郎と宴を持った近藤たち。そこで桂と芹澤が言い合いになり・・・


今回、将軍警護のために大坂に下る壬生浪士組。しかし土方歳三@山本耕史は、芹澤鴨@佐藤浩市がいない間に、試衛館派となる隊士を募集するために山南敬助@堺雅人に京に残ってくれと言います。試衛館派が京に残ってからのここまでの流れを改めて観て、土方は残留を決めてから、やっぱり山南を頼りにしていたんだな~ということを強く感じたシーンでした。でも山南は試衛館派の隊士を集めることには同じ考えでありましたが、隊士を養うための経費について、土方が芹澤らが集めた金(それは豪商を脅迫して集めたもの)を利用しようとする考えには疑問を感じていました。土方と山南の考えに少しズレが出ております。でも山南は土方にそれについて何も言わなかったし、土方も気付いていない。これが後々の二人の関係にはあまり影響はないように思えるのですが、まあ~この当たりから少しずつ考え方のズレが生じてきたように思います。

さてその山南は、壬生浪士組の若手3人組、斎藤一@オダギリ、藤堂平助@中村勘太郎、沖田総司@藤原竜也と一緒に隊士募集を行ないます。
このシーンは大好きです。総司が隊士募集の仕事を放りだし、お梅さんに付いて行ったことに対しての考察をする山南、斎藤、おひでちゃん。山南がおひでちゃんの質問に困っていたところ、無口の斎藤一が、
舞い上がっている
との突然の発言。爆笑でした。
また隊士になりたいとやってきた河合耆三郎が平助と立ち合い、構え方が不自然で、そして全く剣を振るうことなく倒れた姿を見て、クスッと笑う斎藤が良い。その後、松原忠司がやってきた時には自分が相手をすると言ったものの、素手で結構と言う松原に対して戸惑い、反対に負けてしまい、落ち込む斎藤。少しずつ変わっていく斎藤がとてもよく描かれているな~と改めて思った次第です。
こちらの隊士募集組はコミカルに描かれていますが、一方、大坂の方は重たい。
新選組が常宿にしていた京屋が登場。京屋の暖簾がちゃんと出てきます。その京屋を坂本龍馬が訪れ、そこで坂本、桂小五郎、近藤、土方、芹澤、新見錦が宴を持ったところ、桂に言われたくないことを言われて、非常に悔しい思いをする芹澤。また会津の公用方の広沢さんとの宴でも酒が入って暴れてしまい、大変な状況に。その場を上手く取り成したのが近藤でした。
その場を出て行く芹澤。そして近藤に自分の弱さ、殿内を殺したことを打ち明ける芹澤。近藤は自分のために芹澤が殿内を殺したとわかっていた。でも否定する芹澤。そんな芹澤に涙でした。因みにBGMは誠の志。

史実では、4月21日、壬生浪士が将軍の護衛のために大坂に下り、京屋を宿にしたことが記録に残っています。下ったメンバーの名前は残っていませんが、山南敬助も大坂に下っただろう。4月の初めに近藤や芹澤ら7名が大坂にいた記録があります。それは金策のためだったと考えられています。そこに山南は居なかったようです。これが日帰りだったか、それともどこかの宿に泊まったのかは、わかりません。
とにかく、京屋が史実の記録において登場するのは4月21日が初めてです。この時から京屋と新選組のつながりができたわけです。

感想は観たその日のうちに書かないと駄目ですね。中味がなくてすみません。
とにかく、一匹狼だった斎藤が集団の中で少しずつ変わっていく一方で、やはり集団の中で人と上手くやっていくことが苦手な芹澤鴨(本当は心優しい面もあるのです)。この二人を対照的に描いているのが良いな~と思いました。
そして京にて、芹澤と同じような状況になっていたのがお梅さん。総司を連れて、以前、自分を囲っていた菱屋の旦那の所に行き、自分で状況を悪くしています。ここは、似た者同士の芹澤とお梅さんを平行して描いていることに今更ながら気付きました。
そして第24回、25回へと向かって行くのね(涙)。
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by eri-seiran | 2007-04-06 23:54 |  ドラマ/映画/舞台

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