『新・大人の遠足 上方落語紀行』に山南敬助ゆかりの地が登場

最近、ある番組で興味深いコーナーを見つけました。
それは土曜日の午前11時からNHK総合の関西のみで放映されている『ぐるっと関西プラス』という番組の中での「新・大人の遠足 上方落語紀行」というもの。
上方落語のある演目について説明し、その落語のゆかりの地を実際に訪れて紹介するというもの。
7月7日の『ぐるっと関西プラス』に片岡仁左衛門さんが生出演するという情報を得て、初めてこの番組を予約録画して観ました。なんせ、土曜日のこの時間帯はいつも仕事なんだもん。
と言うわけで、片岡仁左衛門さんのお陰でこんな番組があり、こんなコーナーもあるということを知ったわけです。そしてこの時に、次回の紹介があり、次回の「新・大人の遠足 上方落語紀行」はなんと『三十石』だと言うではありませんか!
三十石と言えば、山南敬助ら新選組が京と大坂を行き来する時に乗った三十石船ですよ。これは観なければいけないと思い、7月14日(土)に予約録画して職場に行きましたが、仕事を終えて、家に帰って確認すると、あの台風4号が関西に近づいているということで、台風情報の番組が録画されており、この日に放映予定だった『ぐるっと関西プラス』は8月4日(土)に放映することになったとのこと。ということで、昨日放映されました。もちろん予約録画して観ました。

さてこちらについて書く前に、7月28日(土)の放映分が、大阪の北区堂島にあった米市場を舞台にした『米揚げ笊』。と書いていかきと読み、いかきとは昔の大坂の方言でざるのことなんですって。
そして今回は大坂の豪商巡りの旅ということです。そうなんです。こちらも新選組ゆかりの地が出てくる感じということで、予約録画しておきました。
まず大阪証券取引所が登場。ここの前は去年の9月、山南敬助ラリー@大坂編の時に通りましたよ。山南とは関係ないけれど。
さて、今回、ここにある明治時代の株主名簿が紹介されました。そこにはなんと鴻池家の鴻池善右衛門の名前があるではありませんか。
十代目鴻池善右衛門と言えば、新選組とゆかりのある人です。鴻池は大名貸しなどを営む大坂随一の豪商でした。金を揺すりに不逞浪士が来たため、大坂に滞在中の新選組に助けを求め、山南敬助と土方歳三が向かい、賊を斬って、鴻池を助けたと云われています。この時に山南敬助が表舞台に立てなくなるほどの怪我をしたのではないかという説もあります。鴻池はお礼にそれぞれへ刀を贈った、また近藤は虎徹をもらったとも云われています。また文久3年(1863)7月、近藤勇、芹澤鴨の名前で鴻池より200両を受け取った証文なども残っております。新選組は鴻池に経済的な面で助けてもらっていたわけです。そしてこの時の主人が十代目です。
今回、鴻池本宅跡も紹介されました。はい、私もここには2回、訪れましたよ。
鴻池は落語『鴻池の犬』や『はてなの茶碗』などにも登場するそうです。勉強不足ですみません。初めて知りました。岩城升屋や平野屋も出てこないかしらとちょっと期待したのですが、新選組ゆかりの地巡りではありませんので、残念(苦笑)。
鴻池跡には碑もありますし、あちらこちらで有名なんですね。岩木升屋は呉服店でこちらもなかなかの豪商だったようですけれどね。ちなみに両替商の平野屋跡には碑が残っております。

さて次は昨日に放映された『三十石』におけるゆかりの地巡りです。
今回、実際、宇治川に浮かぶ三十石船が登場。わ~さすがに十石舟に比べて、こりゃ~大きいわ。

ヤレサ
伏見くだればイチ
淀とはいやじゃエ


と、船頭さんの舟歌も流れてくる。
今は、京から大坂まで船に乗っていくことは出来ませんが、十数年前までは要望があれば、大坂まで行くことができたそうです。
ということで、今回は船での巡りということは出来ませんでした。
だから現代の乗り物で移動して、枚方の宿場町へ。そしてここにて、当時の船宿がそのまま保存されている枚方市立鍵屋資料館を紹介。それを観ながら、新選組が大坂で常宿にしていた京屋もこんな感じだったのかな~と思ったり。ここはなかなか面白そうでした。

最後は途中からアクアライナーの水上バスに乗って天満橋まで。そう去年の9月に初めて乗り今年の春にも乗り、楽しかったあれです。そして天満橋と言えば、新選組が常宿にしていた船宿京屋に一番近いところです。去年、初めて乗った時も京屋跡など山南敬助ゆかりの地を巡るために私たちもここで降りました。

山南敬助ら新選組も京から三十石船に乗ってここまでやってきたんだよね。しかし他の試衛館のメンバーと比べ、山南敬助は数える程度しか、乗っていないだろうな。

まあ~とにかく、上方落語の演目におけるゆかりの地から新選組ゆかりの地が登場して、両方楽しめた次第です。
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by eri-seiran | 2007-08-05 19:18 |  ゆかりの地

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