涙が落ちる寸前の眼差し
2007年 10月 06日
北海道だから、このドラマなんだろうな~
土方歳三と言えば山本耕史、山本耕史と言えば坂崎磐音。前回の『陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~』を観て、改めて素晴らしいドラマだな~と思いました。
奈緒@笛木優子が花魁として吉原入り、そして再会するシーンの素晴らしいこと。それぞれの表情と動きだけですべてを語っている。
おきね@原田夏希が亡くなった回、原作を読んでいないのでこんな流れになるなんって全く知らず、おきねちゃんの淡い想いが描かれて、そして突然の死だったので、号泣しちゃいましたよ。
そして今回も涙なしでは観られず。
木曜日のこの時間帯は仕事でリアルタイムで観られないことが多く、予約録画をして、観終わったら消去していたのですが、前回の分はまだ消せずにいます。
潤んだ大きな瞳。
私は山本耕史という役者の涙が落ちる寸前の眼差しに非常に弱い。
『新選組!』、及び『新選組!!』でも何度も観てきましたが、それを観ているだけで、こちらが泣けてしまう。その中でも忘れられないのは、やはり山南敬助@堺雅人の最期を見届ける時だろう。
本当なら、奈緒を救いたい。連れて逃げたい。しかしそんなことはできない。
そして切腹と言ったものの、本当なら、山南に逃げてほしかった、生きてほしかった。でも新選組の副長として、そんなことは言えなかった。
どちらも切なすぎる。
この方の作品の中では、今のところ、坂崎磐根は土方歳三の次に好きなキャラになっています。
そして前回の作品を観ながら、再び大河ドラマに登場するのもそんなに遠くないのでは?と改めて思ったり。