すべての原因は山南と近藤にあり

三宅乱丈氏の秘密の新選組(太田出版)の第四巻がやっと発売になると思ったら、完結編ですって。第三巻で元治元年(1864)の秋、近藤勇が江戸に帰ったところで終わったので、これは戊辰戦争までいかないな~どこで完結なの?山南敬助が脱走するまでにこの漫画は終わってしまうのかと思ったら、第四巻の早いうちに山南の脱走・切腹があり、慶応4年(1868)までの約4年間が描かれているじゃないですか。早い!第一巻は池田屋事変が起きる少し前あたりから描かれ、第3巻は近藤が江戸に帰るところまで。と言うことは、約4ヶ月ほどのことを第一巻から三巻までで描いていたのに、その後の約4年間については一巻で描いたわけね。めちゃくちゃ早いんですけれど。これも諸事情ためなのでしょうか。

山南敬助の脱走・切腹も、平助が御陵衛士に加わるのも、流山で近藤が官軍に出頭して土方が出頭しなかったのも・・・すべてホールモーンのせいだった。
絶対に有り得ないフィクションなんですけれど、結果は史実の通りと言うところがすごいと思うし、そこがなかなか面白い。
女になるという薬を山南が初めて飲んで、女になった山南を見て、近藤が女の似合う男もいるものだな~と思わなかったら、近藤が薬で遊ぶこともなく、大幹部もまともで、土方と山南も仲良くできたかもしれないのに。山南も脱走・切腹しなくてすんだかもしれないのに。
すべての原因は女が似合った山南と、そんな山南を見て遊んでしまった近藤にあり。

山南の切腹に油小路での平助の死、それから源さんに近藤の死・・・と悲しい出来事ばかりの第四巻なんですが、ラストの洋装姿の土方が素敵で、気持ち良く終えられたという感じです。
[PR]
by eri-seiran | 2009-02-20 19:59 |  コミック/アニメ/ゲーム

山南敬助をメインにしたブログです。ホームページ『山南敬助 赤心記』共々よろしくお願い申し上げます。


by eri-seiran
プロフィールを見る
画像一覧